デザイン豊富なモルタル仕上げで壁をおしゃれに!塗り方は?

外装や玄関土間などに使用されるモルタルは、施工がしやすいことから様々なところで使用することができます。

モルタル仕上げはクールでスタイリッシュなテイストになるため、インテリアのエッセンスになってくれるでしょう。

また、近年は外壁だけでなく、リビングやキッチンの壁をモルタル仕上げにするリノベーションが話題のようです。

こちらでは、そんなモルタル仕上げの特徴と、色々な塗り方についてご紹介します。

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モルタルの特徴を知ろう!

壁をモルタル仕上げにする前に、モルタルの持つ特徴を把握しておきましょう。

●継ぎ目がないがヒビ割れを起こしやすい

外壁にモルタルを施工した場合、現在の外壁の主流であるサイディングのように継ぎ目がない外見となります。

つまり、継ぎ目のコーキングの補修は不要なのです。

しかしその反面、モルタル自体にヒビ割れが起きやすいのがデメリットです。

ヒビ割れしているところを放置していると、そこから水が侵入してきてしまうため、メンテナンスは欠かせません。

定期的な防水塗料の塗り替えが必要になります。

●耐久性・耐火性

コーキングが不要のため、耐久性に優れています。

ほかにも耐火性があるため、魅力的な特徴ではないでしょうか。

●デザイン

施工性があり、職人の塗り方次第で様々なデザインを生み出すことができます。

理想の壁にできることも、モルタル仕上げが選ばれている理由の一つではないでしょうか。

ただし、デザインによっては汚れが溜まりやすくなります。

リシン仕上げは壁に吹き付ける塗り方

モルタルの持つ特徴をふまえた上で、壁をモルタル仕上げにしていきましょう。

仕上げ方としては、いくつか種類があります。

【リシン仕上げ】

1960年から1980年代にかけて、一般的な外壁仕上げ材として使われてきました。

細かい石に、セメントや樹脂などを混ぜたものを塗っていたようです。

塗り方は吹き付け方法が一般的で、エアスプレーガンを使って壁に塗っていきます。

ほかにも、掻き落としといって、コテで塗った後に左官職人が道具を使って掻き落とす方法もあります。

厚めに塗ってから掻き落としていくので、弱点だった塗膜の薄さを解消できます。

費用を抑えられる反面、耐久性や耐水性はあまり高くないといわれてきましたが、現代ではひび割れしにくく、防カビや防藻性に優れたものも開発されているようです。

表面はザラザラとした手触りが特徴で、落ち着きのある仕上がりになります。

外壁塗装で人気だったスタッコ仕上げ

続いての仕上げ方は、こちらです。

【スタッコ仕上げ】

デコボコっとした模様が特徴的で、塗り方は吹き付けガンを使って壁に塗っていきます。

また、吹き付けた後にコテやローラーなどを使って加工する、ヘッドカットもあります。

厚い塗膜になるため耐久性が高く、モルタル仕上げのなかでも以前は人気の仕上げ方でした。

先ほどご紹介したリシン仕上げよりも、模様が大きくなるので、存在感があります。

ただし、デコボコとした表面は汚れが溜まりやすいので、キレイに保つためには、こまめに掃除することが求められます。

どの仕上げ方にも共通しますが、メンテナンスは多かれ少なかれ必要になってくるということです。

経年劣化などを理由に塗り替えが必要になるときは、デコボコとしている部分が大きいため、ほかの仕上げ方と比べて倍以上の塗料を必要とします。

塗り替えコストがかかることを、覚えておきましょう。

3回塗り重ねていくモルタルの吹き付けタイル仕上げ

現在でも外壁塗装としてよく用いられているモルタル仕上げをご紹介します。

【吹き付けタイル仕上げ】

陶磁器調の仕上がりが特徴的な吹き付けタイル仕上げは、下塗りをしたのち、ベースを吹き付けてから、ローラーやコテなどを使って仕上げていきます。

合計、3回塗り重ねていく塗り方というわけですね。

タイルといっても、本物のタイルとは見た目も全く違いますので、誤解されませんようご注意ください。

吹き付けタイル仕上げは汚れにくく、モルタル仕上げのなかでもヒビ割れしにくいといわれています。

最近では、よりひび割れしにくくなるように、弾性塗料での仕上げも増えています。

カラーも豊富なので、お気に入りの色を見つける楽しみもありますね。

ただし、チョーキング現象がおきていないか、定期的なチェックが求められます。

チョーキングとは、壁を指で触ったとき、粉になった塗料が付く現象です。

チョーキングが起きているということは塗膜が剥がれているため、そのときは塗り替えの必要があります。

塗り方を変えれば自由自在!人気のジョリパット外壁

近年、リノベーションやリフォームで増えてきているのが、ジョリパットです。

【ジョリパット外壁】

モルタル壁のなかでも人気の外壁で、国内ではアイカ工業が販売しています。

これまでのモルタル仕上げを上回る耐久性で、およそ15年から20年保つといわれています。

ジョリパットは硬化すると厚い塗膜を作ることができるため、ヒビ割れを防ぐ働きが期待できます。

耐久性が高まりヒビ割れを防げれば、建物にとっても魅力的なのではないでしょうか。

また、コテなどを使って塗り方を変えていけば、和風にも洋風にもなるので、無限大の組み合わせができるのも特徴です。

ほかにも、塗り替えをするとき、元々の風合いを残しながら行えるため、塗り替えのタイミングでカラーを変えることもできますよ。

塗り替えと共に注意していただきたいのは、外壁に付着した汚れを取り除くときです。

通販番組等で高圧洗浄機を使った外壁の洗浄作業が紹介されていますが、水圧が強すぎるとジョリパットは水圧に耐え切れず、水を吸収してしまうことがあります。

すると、塗膜が剥がれてしまったり、劣化を早めることになりかねませんので、ジョリパット施工の経験がある業者に依頼することが得策といえるでしょう。

モルタルだからできる様々な模様の塗り方

最後にご紹介するのは、モルタルやセメントを扱うスペシャリスト、左官が行う左官仕上げです。

職人さんの実力が試される仕上げ方で、ほかにはない魅力のある壁になります。

そのため、腕のいい信頼できる左官職人に依頼しましょう。

いろいろな塗り方がありますので、リクエストをするときの参考にしてみてください。

●コテ並み

塗った後をナチュラルに残す仕上げ方です。

波の残し方も様々なので、現場に立ち会って確認することをおすすめします。

●扇

コテを動かし、半円を描いていきます。

職人の技術によって、美しい扇が壁一面に広がります。

●スパニッシュ

厚塗りしたあと、コテでエッジを効かせていきます。

●マーブル

2色をコテで混ぜながら、壁に塗ります。

●コテバケ

コテバケという道具を使って塗っていきます。

しま模様がなんとも可愛らしい仕上がりの塗り方です。

●ハケ引き

ハケを使って、模様をつけていきます。

使うものによっても見た目が変わるので、職人さんと相談してみましょう。

●ゴムローラー・スポンジローラー

ローラーを転がして模様を付けていきます。

台所用のスポンジを使ったり、素手で模様をつけていくのもおもしろいですよ。

モルタルの特徴を知って取り入れる

モルタルだからこそ叶えられるデザインがあります。

メリットとデメリットを知った上で、取り入れてみましょう。

塗り方や道具次第で変わるので、腕のいい職人さんにお願いすることをおすすめします。

そのときはデザインだけではなく、日頃気を付けたいことやメンテナンス方法を一緒に聞いてみてくださいね。