窓を使って棚を作る!作り方と意外な有効活用法をご紹介

窓とは、本来ならば光を室内に取り入れたり、風通しを良くしたり、室内に開放感をもたらしたりと、その役割はさまざまなものが考えられます。

もちろん、窓のデザインにもたくさんの種類があり、アパートなどではご自分の好みとは違う場合もあるかもしれません。

そこで、こちらでは部屋の雰囲気をガラッと変える1つの方法として、窓に棚を作ることを提案します。

窓や窓周辺の棚の作り方や、窓という意外な場所への棚の取り付け方法などについてもお話ししていきますので、部屋の模様替えなどで悩んでいる方は参考にしてください。

意外なスペースを有効活用!?窓に棚を作ってみよう!

窓といっても、たくさんの種類がありますよね。

窓の素材にはアルミや樹脂、木を使ったものがあり、開閉の仕方にも横引きや上下、外倒しや内倒し、折りたたみなどタイプも多種多様です。

また、窓は本来室内に光を入れたり、風を入れたりなど室内と室外を結ぶ役割を果たすものです。

しかし、状況によっては、締め切りにしないと防犯面で心配な場合や、室内への目線が気になり窓を開けられない場合などの理由から、本来の役割を果たせない窓があるかもしれません。

もしも、そのような状況にあるのなら、思い切ってその窓を収納スペースや装飾スペースにすることを考えてみてはいかがでしょうか。

そこで今回おすすめしたいのが、窓に棚を作るという方法です。

あまり馴染みがなくて想像できないかもしれませんが、部屋の雰囲気を変える1つの良い方法です。

次項から、詳しく窓への棚の作り方についてお伝えしていきます。

置くだけで作り方も簡単!おしゃれに小物を飾れる棚

まずは、一番簡単に試すことができる、おしゃれな棚の作り方についてお話ししていきます。

小物を置ける飾り棚は、既製品が販売されている場合もありますが、身近なものや意外なもので自作もできるのでおすすめです。

自分で作る場合は、100均や、木材を販売しているホームセンターなどでもその材料を購入できます。

最小限のコストですませるのであれば、数枚の板に、支えとなる箱や金具などがあれば作り方は簡単です。

他にも、いくつかの手頃な木製の仕切りケースや箱同士を、接着剤などを使ってつなぎ合わせればすぐに飾り棚が完成します。

また、ガーデンフェンスといった、庭で使用するといった本来の使用目的とは違う素材と、木材を組み合わせて飾り棚を作る、などという方法もあります。

大がかりな工具も使わずに簡単にできるので、アイディア次第でその作り方は幅が広がりますね。

このような小さめな飾り棚を使って、室内に限らず、開閉しない窓やデッドスペースになりがちな出窓など、ご自宅の窓を楽しく飾ってみてはいかがでしょうか。

窓の上なら外からの見た目も気にならない!便利な棚の作り方

窓の上も棚を作れば、意外な収納スペースとして有効活用できます。

一番簡単な作り方は、一枚の長い板を窓の大きさに合わせて用意し、カーテンレールなどの上部に取り付けるやり方です。

一枚板を支える金具には、棚受けと呼ばれるL字型の金具を使用します。

ちなみに棚受けはホームセンターや100均で購入可能です。

また、棚受けはシンプルなデザインのものから、モノトーンカラー、おしゃれな鉄製のものまで種類がたくさんあります。

ご自宅の部屋の雰囲気や、窓や窓枠に使われている素材に合わせてお好みのものを選んでください。

窓の上にこのような棚があるだけで、収納に使えることはもちろんですが、お気に入りのアイテムやコレクションを飾っておける棚にもなります。

板と棚受けを使ったお手軽な棚は、窓の上だけでなく、室内の壁に連ねて取り付けても便利ですよ。

窓枠を使ったおしゃれな棚とその作り方とは

トイレなどの殺風景な窓やリビングの出窓などを活用して、棚や収納を作る方法の1つに窓枠自体を利用する作り方もあります。

この棚の作り方は、窓全体を棚や収納スペースに変えるので、窓のある部屋の雰囲気がおしゃれになります。

窓枠の大きさに合わせて木材同士を格子状に組み合わせて棚を作る方法や、本来の窓枠にぴったりはめ込むように棚付き窓枠を設置する方法もあります。

また、ディアウォールという、ツーバイフォーの木材を突っ張り棒のようにしてくれるDIYアイテムを使えば、原状回復の義務がある賃貸住宅でも窓枠に棚が作れます。

中には、窓枠にはめ込んだ棚に、写真立ての枠部分を利用して扉を取り付け、さらにおしゃれ度をアップさせている飾り棚もあります。

窓全体がディスプレイや収納の役割をしてくれるので、グリーンなど置くものによっては癒しの空間になるかもしれません。

ネットで探してみると、そのおしゃれさとすばらしいアイディアのDIY棚がたくさん見つかります。

ぜひ一度チェックしてみてください。

キッチンの窓に棚をつけよう!調味料棚や収納棚の作り方

キッチンには食器や調味料など、細かいアイテムがありますよね。

食器棚や他の収納スペースだけでは収納しきれず不便に感じる方は、ご自宅のキッチンに合わせて棚を作れば、より便利になるかもしれません。

窓の形状が出窓ですと、たくさん物が置けるようになりますし、そうでない場合でも前項でご紹介したディアウォールを使用しても良いでしょう。

また、すのこもお手軽に棚へ作り変えられることをご存知でしょうか。

すのこは簡単に取り外して板にできますし、すのこの裏についた凹凸を利用してそこに外した板をはめ込めば、簡単に調味料を置いておける棚に変化します。

ミニサイズのすのこは100均でも販売されているので、手軽に惜しみなく使えますね。

中には100均のすのこを使って、キッチン窓に棚を取り付ける作り方なもちろんですが、キッチンカウンターにすのこを使った収納棚の作り方などもブログなどで紹介されています。

キッチンペーパーホルダー付きの工夫を凝らした棚など、真似してみたいアイディアの棚も見つかりますので、探してみてくださいね。

窓に作れるのは棚だけじゃない!もう1つ窓を取り付ける?!

ここまで窓や窓周辺につける棚、その作り方などについてご紹介してきました。

こちらでは、窓に棚を作る以外に、格子付きの窓枠をはめ込んだり、扉のついた窓枠をはめこんで内窓を作ったりして、部屋の雰囲気を変える方法についてお話しします。

窓枠や格子、内窓がつくことで、部屋の雰囲気を変えられるだけでなく、防音や断熱の効果のあるシートを使って内窓を作れば、窓としての機能をあげられます。

特にトイレなど、冬に寒さを感じやすい場所の窓に、断熱シートをつけた内窓がついたら嬉しいですね。

また、窓枠にお好みのシートやシールで装飾した透明のビニール板を取り付ければ、部屋のアクセントにもなります。

この窓枠を内側に増やす作り方は、ディアウォールを使う方法や、既存の窓枠にマスキングテープを貼り、その上に両面テープを使用して窓枠をはめ込む方法があります。

そうすることで、原状回復義務のある賃貸住宅でも、自分好みの窓枠が取り付けができるようになります。

この既存の窓にさらに窓枠をはめ込む作り方は、少々難易度が高いかもしれませんが、DIYが好きな方やインテリアにこだわりのある方にはおすすめです。

窓に棚を取り付けて部屋の模様替えしてみよう

窓への棚の作り方や、窓周辺でできる棚の取り付け方などについてお伝えしてきました。

手軽に試せる棚の作り方もご紹介したので、まずはチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

棚の材料は100均やホームセンターで手に入れられます。

もしも窓に棚を作るイメージがわきづらい方は、作り方がネットでたくさん出てきますのでチェックしてみてください。

そのアイディアの豊富さに驚くと思いますよ。