Real Estate And Living Library│不動産と住まいの図書館

Real Estate And Living Library

窓と網戸から侵入する虫たち!侵入を防ぐためにできること

2019.10.8

暖かい季節になると窓を開ける機会が増えてきますが、気になるのは虫の侵入です。

特に外が暗くなると、室内の明かりに虫が集まってきてしまいます。

網戸を活用することである程度防げることができますが、場合によっては網戸をしていても虫が侵入してきてしまいますよね。

ここでは、窓から虫が侵入してこないためのポイントを解説していきます。

窓や網戸から侵入してくる害虫の種類

室内に虫が侵入してくると、とても気になりますよね。

目ざわりになるだけならまだいいのですが、建物や健康への被害がある虫も存在します。

窓と網戸の隙間や、網戸をすり抜けてしまうような小さな害虫をみてみましょう。

●チャタテムシ

1~2mmサイズで、湿気やカビを好む虫です。

チャタテムシを放置しているとダニの繁殖原因になります。

●シバンムシ

体長は2~3mmと小さく、網戸によってはすり抜けて室内に侵入してきます。

日本でよく見かける虫で、成虫であれば加害しないとしていますが、厄介なのが幼虫です。

シバンムシの幼虫は、畳や建材、小麦粉やパンといった乾燥したところに加害するため、室内にいれたくない虫になります。

●チョウバエ

2~3mmサイズで、羽根の生えた虫です。

水まわりに生息しやすく、大量発生してしまうこともあります。

室内に侵入しやすい小さな虫をいくつかご紹介しましたが、これらはごく一部です。

こうした虫を室内に侵入させないためには、どうしたらいいのでしょうか。

網戸の網目は虫を通さない24メッシュ以上

虫を室内に侵入させないためには、網戸のある窓を開けるようにしましょう。

網戸がない窓では、虫の侵入を許しているようなものです。

しかし、網戸といっても網目のサイズは様々で、小さな虫であれば簡単にすり抜けてしまうものもあります。

そこで、網戸の網目についてみていきましょう。

網目の細かさは、1インチ(25.4mm)にどのくらい網目があるのかで示しています。

数値が少ないほど目が粗く、逆に大きければ大きいほど細かい網目というわけです。

室内に侵入してくる虫の体長に対し、網目が小さければ網戸からすり抜けての侵入は防げるでしょう。

ホームセンターなどで主に販売されているメッシュの幅は、以下の通りです。

・18メッシュ 1.15mm
・20メッシュ 1.03mm
・24メッシュ 0.84mm
・30メッシュ0 0.67mm
・40メッシュ 0.64mm

これらをみると、網目が小さければ小さいほど良いような気がしてきますよね。

現に、幅が0.08mmの200メッシュの網戸も、サッシ屋さんなどで販売されています。

しかし、網目が小さすぎると、外からの気持ちいい風を通しません。

換気のために窓を開けても、風を通さなかったらまったく意味がありませんよね。

一般家庭で虫の侵入防止を考えるのであれば、24メッシュ以上で風を通せるまでの網目をおすすめします。

穴の開いた網戸は虫の侵入経路になる

網戸の網目についてお話しをしました。

ここからは、網戸の交換時期の目安についてお伝えします。

理由としては、網戸は消耗品だからです。

窓のようにガラスでできているわけではないため、放っておけば経年劣化します。

とくに、日当たりのいい場所や雨風を受ける網戸は劣化スピードが早く、見た目こそ綺麗な網戸でも、少し触れただけで破れてしまうこともあるのです。

小さな穴でも、放置しておけばどんどん穴は広がってしまいます。

こうして劣化した網戸をそのままにしておけば、網目の隙間や破れた場所から虫が侵入してきてしまいますよね。

小さな虫だけではなく、体長が大きい虫も侵入しやすくなりますから、早めに新しい網戸と交換しましょう。

網戸の耐用年数ですが、一般的に5~6年前後といわれています。

このくらいの年数になったら、一度、網戸の状態を確かめてみてはいかがでしょうか。

穴が開く前に交換しておけば、嫌な虫が室内に侵入してくる確率を下げることができますよ。

窓を全開にすれば隙間は生まれない?!

網戸の網目も24メッシュ以上、劣化していた網戸も交換してもなお、虫の侵入経路は閉ざされていません。

ここからは、網戸と窓の隙間について解説していきます。

左右に窓がある場合、みなさんのご家庭では、どちら側に網戸があるでしょうか。

実は、網戸をどちら側に寄せているか、窓がどのような状態なのかで、虫の侵入がしやすいか否かに分かれます。

ご自宅の窓フレームと、網戸のフレームに注目して見てみましょう。

右、もしくは左側に窓を全開にした場合です。

実際にフレームを観察してみると分かりますが、双方のフレームが重なるため、隙間は生まれません。

窓とは反対側に網戸をすれば、窓と網戸の構造上、隙間による虫の侵入は考えにくくなります。

しかし、ここでは、窓を全開にするという条件があってこそです。

少しだけ窓を開けたいときや、半分だけ開けたいときは、網戸の位置がポイントになってきます。

窓は全開に!少しだけ開けたいときは右側へ

前項では、窓を全開にする場合をお話ししました。

では、窓を半分開けたいときや、少しだけ開けるとき、網戸はどちらに寄せるべきなのでしょうか。

まず、室内から向かって右側に網戸を寄せて、右の窓を少し開けたとします。

窓と網戸のフレームを観察してみると、虫が入り込む隙間は見られません。

よって、右側に網戸を寄せて窓を半開しても、虫の侵入を防ぐことができます。

次に、室内から向かって網戸を左側に寄せて、左側の窓を少し開けてみましょう。

先ほどと同様に、網戸と窓のフレーム部分を確認してください。

そこには隙間が生まれてしまい、まさしく虫の侵入経路になってしまっています。

はじめにお話ししたような害虫が室内に侵入してきてしまうことも考えられますので、注意しましょう。

窓と網戸の隙間を作らないようにするためには、網戸を寄せて窓を全開にするか、少しだけ開けたいときは、室内から向かって右側に網戸を寄せて、右の窓を開けましょうね。

虫よけアイテムで寄せ付けない

窓や網戸からの侵入経路はなくなったとしても、網戸にペッタリと張り付く虫はあまり見たくないものです。

また、網戸に虫が付いていると、窓を開けたと同時に室内に虫が入ってしまうことも考えられますよね。

そういったことを予防するためには、虫よけアイテムを利用してみてはいかがでしょうか。

ドラッグストアやホームセンターには、虫を寄せ付けないとしているスプレーが販売されています。

夏が近づくと、特設コーナーに置かれているはずです。

網戸用や窓ガラス用のアイテムを活用することで、嫌な虫を寄せ付けません。

ここでのポイントは、スプレーを吹き付ける場所です。

網戸や窓ガラスに吹き付けることはもちろん、虫の通り道になる窓枠にも使いましょう。

スプレーには虫が嫌がる成分が含まれているため、網戸に張りつく虫も室内に侵入してくる虫も防げるはずです。

同時に、つり下げられるタイプの虫よけアイテムもありますから、ベランダにつり下げておけばなお効果的といえるでしょう。

虫が侵入しにくい環境を作り出す

網戸の形状や窓の開け方を工夫するだけでも、虫の侵入を防げることはできます。

さらに、虫を寄せ付けないアイテムを活用すれば、効果を実感することができるでしょう。

それでも虫が室内に侵入してくる場合は、窓や網戸以外の場所が侵入経路になっているかもしれません。

建物や健康に被害が及ばないよう、できる限りの対策を行っていきましょうね。

 - 住まい, 害虫対策