コンクリートの壁は、おしゃれで憧れますよね。
ですが、住んでみると、意外にどうしようということがあったりもします。
コンクリート壁では、時計を飾るのも、悩んでしまうのではないでしょうか?
そこで、今回は壁がコンクリートでも、時計を飾れる方法をご紹介いたします。
コンクリートの壁のメリットとデメリット
賃貸などに住むときに、あまりコンクリートということを意識していない方も多いと思いますが、表面はクロスが貼ってあっても、下地はコンクリートというケースがあります。
自宅なら、構造や素材はわかりますが、入居者の立場では気付かないかもしれません。
コンクリートの壁のメリットは、デザイン性・防音性・大きな空間が作れる、というのが代表的です。
デザイン性は、やはりおしゃれ、格好良いというのが多いです。
防音性においては、コンクリート自体の比重の高さがあるので、音を木造の住宅より通しにくいのです。
大きな空間が作れるというのは、木造と違い、柱を支える必要がなく、コンクリートの壁で建物全体を支える構造になるので、柱のない広い空間が作り出せます。
コンクリートの壁のデメリットは、建物の重さ、メンテナンスの大変さ、結露やカビが発生しやすい点です。
建物の重さというのは、地震に強いのは良いのですが、建物自体が重くなります。
そのため、土地の地盤が弱い場合は、地盤改良が必要になり、お金がかかってきます。
メンテナンスに関しては、リフォームをするときに、手間がかかるので大変です。
建物を壊すときに、大型重機で壊さなければいけないので、莫大な費用がかかってしまうのです。
また、装飾が限られてくるので、時計や絵を飾るときも、少し手間がかかってしまいます。
結露やカビは、コンクリートを作る時点で起こる化学反応のせいで、水分が残っている状態で、長い時間をかけて抜けていきます。
抜けきるまでは、室内に常に水分が出ているということになります。
壁がコンクリートの場合に選ぶ時計の注意点
壁がコンクリートの場合は、全ての時計が掛けられる、というわけではありません。
また、賃貸の場合、壁に穴を開けるような方法を取りたいときは、必ず管理会社や大家さんに連絡して聞いてきてください。
後ほど、コンクリートの壁にも時計をかける方法をご紹介します。
コンクリートの壁に時計を取り付けたいと思ったとき、何を一番に考えるべきかというと、重さなのです。
壁にテープなどで、時計を取り付ける場合、耐荷重というものが絡んできます。
コンクリートという素材は、テープなどでも、取り付ける場合は難しく専用のものを使わないとすぐに取れてしまいます。
時計自体が重いとなおさら、早く時計が取れてしまいます。
また、コンクリートの壁に穴を開けて時計をかける場合も、コンクリートの亀裂などが生じる場合があります。
あまり重たい時計をかけると、亀裂が広がってしまう可能性もあるので、注意が必要です。
壁がコンクリートでも大丈夫!ウォールステッカータイプの時計
コンクリートの壁に簡単に時計を飾れる方法の中でも、壁を傷めず、デザインも楽しめるのは、ウォールステッカータイプの時計です。
本当に沢山のデザインや種類があるので、お勧めです。
ウォールステッカーは名前の通り、壁に貼ることのできるステッカーでシールのようなものなので、とても簡単に時計を飾ることができます。
時計タイプのステッカーは、数字や装飾がされている時計仕様になっています。
まず壁にステッカーを張り、そのステッカーの上から、時計の秒針などの本体を貼り付ける仕組みです。
ステッカーに貼る本体は、とても小さく軽いので、外れてしまうかもという不安も他の方法よりは少なくて済みます。
また、デザインが沢山あることから、部屋の模様替えなどをする都度、貼り替えて、違うデザインにするのも、とても簡単で便利です。
また、何度も貼って、剥がしてということができるので、修正も簡単です。
コスト面からしても、とても低価格で、ホームセンターやインターネットでも沢山の種類が販売されているので、とても身近な商品です。
コンクリートの壁にどうしても穴を開けたくないという方には大変お勧めの商品です。
ただし、コンクリートの壁にも対応しているかという点を、ちゃんと確認して選んでくださいね。
コンクリートの壁に傷を付けない便利グッズの屋外用フック
次にご紹介するのは、とても強力なフックです。
屋外用のフックがあるということをご存知でしょうか。
名前の通り、屋外専用の壁に付けることのできる、強力粘着剤が使用されているフックです。
屋外といえば、コンクリート・ブロック・煉瓦・サイディングなどの壁が思い浮かぶと思いますが、屋外用フックとは、それらに付けることのできるフックです。
室内のコンクリートの壁には当然、使用することができるので、このフックを使えば、壁を傷めずに時計を飾ることができます。
使用方法としては、まずコンクリートの壁の汚れを綺麗に拭き取り、フックの裏面に付属した接着剤を付けて、取り付け場所に強く押し当てるだけです。
そして、ここが肝心ですが、押し当てて一時間以上経過した後に、時計を飾ってください。
ひとつだけデメリットがあるのですが、一度取り付けると、基本的に綺麗に剥がすことが難しいということです。
また、クロス壁や大理石には取り付けられないなど条件があるので、購入するときに説明をよく読むようにしてください。
コストは大変安く、15キロ耐荷重のものでも、150円から販売されています。
フックの中でも、重たいものをかけれる種類なので、色々な場面でも使用出来ます。
小さな穴のみで時計をかけれるコンクリートカラーフック
次にご紹介するのは、壁に小さな穴は開けてしまうのですが、少しの穴でしっかりコンクリートの壁に時計を固定することができる、コンクリートカラーフックです。
こちらも、とても安価でホームセンターやインターネットでも簡単に手に入れることができます。
種類やサイズが豊富にありますので、家に合わせて選ぶことができます。
取り付け方法もとても簡単で、まずフックに付いている粘着テープを剥がし、コンクリート面にフックを付けます。
そして、固定具をはめて、ピンを固定し一本ずつハンマーで壁に打ち込んでいきます。
このとき、ハンマーは平らなものを使用してください。
最後に固定具を外して、ピンを完全に打ち込み、キャップをかぶせれば、すぐにでも時計をかけることができます。
もし、壁が異常に固く、ピンを打ち込みことが困難な場合は、コンクリートの壁に電気ドリルで下穴を開けて、コンクリートネジで取り付けてください。
コンクリートカラーフックは種類は沢山ありますが、大抵の種類の取り付け方は同じです。
また、耐荷重はそこまで重いものをかけることはできず、3キロから6キロくらいのものが多いです。
壁にかける時計の重さを意識し、コンクリートカラーフックを選ぶようにしてください。
自分でコンクリートの壁に時計をかけれない場合
コンクリートの壁に時計をかけることが苦手な人、自分で取り付けるのが面倒な人もいるかと思います。
コンクリートの壁に貼り付けることやフックを付けることはできても、ピンやネジを打ち込むことに対しては、とても勇気が必要です。
その場合は、地域のリフォーム会社や便利屋などを利用してみてください。
リフォーム会社や便利屋は、仕事柄道具を沢山持っているので、大体対応してくれます。
また、自分でフックなどを見つけれない場合も、聞いてみると教えてくれることもあります。
便利屋というのは、近年とても増えてきており、いろいろなことに対応してくれますので、時計の設置も対応してくれます。
まずは、電話して聞いてみてくださいね。
壁というのは、家の一部で、大切にしたいものです。
コンクリートの壁にピンやネジを打ち込んで、失敗して亀裂が入ってしまったら、と考えると、できる人に頼むのが一番安心出来ます。
コンクリートの壁にも時計をかける方法は沢山あります
コンクリートの壁に時計をかけるとき、色々な不安が頭をよぎることもあるかと思います。
でも、自分でも時計を飾れる方法は沢山あり、しかもとても簡単でコストも低くて済みます。
取り付けるときは、しっかり説明書を読み、書いてある取り付け方にそのため作業をするようにしてくださいね。