玄関のインターホンを電気屋さんなどで購入したものの、交換するとなると難しいので自身ではできることではなく、業者の方の仕事と思われる方も多いと思います。
しかし、条件や器具などが揃えば、誰でも簡単にインターホンを交換することができます。
通常のインターホンではなく、モニター付きのインターホンに変えたい方や、壊れかけているインターホンをご自身で取り付け変えたい方などへ玄関のインターホンの交換方法や条件をご説明していきます。
玄関のインターホンの種類について
玄関のインターホンは、年々便利な機能が増えてきています。
そんな玄関のインターホンは、業者に頼まず自身で交換することが可能です。
インターホンの種類にも様々なものがあります。
一つ目はモニター付きのインターホンですが、モニター付きのもの中でも種類があります。
録画機能がついているものでは、不在時に来客されたお客様を確認することができます。
荷物が届く場合などは、何時何分に荷物が届いたのかまで確認ができるので、録画機能はとても便利です。
また、カメラのレンズの角度を調節することができる物もあり、カメラの位置に入り切れず顔が良く確認できない時などに調節をすことができます。
夜の来客時にはLEDライトが点灯するものもあり、薄暗い廊下や周りが暗くインターホンを確認しても見えづらいといった時に活躍します。
最近では女性の一人暮らしの防犯対策やセールスなどの対策で、女性の声を低く男性の声に変換してくれる機能などもあります。
わざわざ、玄関まで行き覗き穴で来客者を確認しなくても良いのはとても便利で安心だと思います。
玄関のモニター付きインターホンを購入する際の注意
いざ玄関のインターホンを交換するために、新しいものを購入する時には注意が必要です。
「モニターがついている」「録画機能がある」「光が点灯する」というような機能が便利とは言い切れない場合があります。
ご自宅に合った環境や機能面での注意で合うか合わないのかがあるので、しっかりと目的や場所に合ったインターホンを選んでください。
インターホンを設置する場所によっては、光が入ることで見づらくなることがあります。
逆に薄暗すぎて見えづらいこともあるので、夜薄暗い場所に設置をされたい方にはカラーのインターホンをおススメします。
また、取り付ける場所の状態も購入する前に注意しなければならない点になります。
取り付ける場所がタイルや、コンクリートなどの固い素材になっている場合は取り付けることができません。
また、現在取り付けしているネジ穴の位置が使用できるのかも確認が必要です。
賃貸のマンションなどにお住まいの方は、不動産や管理人さんに確認をすることも忘れずに行ってください。
許可を取ることで後々のトラブルにもならずに済みますので、必ず確認はしたほうが良いでしょう。
玄関のインターホンは自分で交換できるものとそうでないものがある
玄関のインターホンは、自分で交換できるものとそうでないものがあります。
電源式のインターホン、乾電池式のインターホンは自分でも交換ができます。
しかし、壁の中から電源に直接繋がっている電源直結式インターホンを交換する場合は、現地調査や電気工事士の資格が必要になることがあります。
この場合、壁の中を確認し配線を扱わないといけないので、免許が必要になるのです。
自分で扱ってしまい配線方法を間違えると、火災が発生してしまう可能性があるので危険です。
また、マンションのオートロックや集合ドアホンなどと連動している場合も、自分自身で交換はできないので、専門業者に依頼をする必要があります。。
そのため、まずは管理会社に連絡をしましょう。
インターホン交換の準備や必要な物
こちらでは、モニター付きインターホンの交換についての準備や必要なものを説明をしていきます。
まず、電気屋などで購入したインターホンとプラスドライバーを準備します。
インターホンはサイズや機能など、ご自宅の玄関やお部屋に合ったものを準備してください。
特にサイズについては、購入後に玄関やお部屋の規格と合わなかったということが無いように、予めサイズを測定することをおすすめします。
あとはドライバーですが、電動でも手動でもどちらでも構いません。
そこまで力のいる作業ではなく、どちらかと言うと細かい作業になるので手動の方が使用しやすいかもしれません。
またそのインターホンの説明をよく見て、他に必要なものがあれば一緒に準備をしてください。
説明やサイズを確認することで後々の手間が要らなくなるので準備や確認はとても大切です。
大まかな作業の流れはまずは玄関側の室外カメラより取り付けをします。
そのあと室内のモニターを取り付けていく流れになります。
交換の順番は玄関の室外インターホンから
インターホン交換するために、玄関の室外インターホンをまず取り外していきます。
まず、固定ネジを外側から緩めると、簡単に本体が外れるはずです。
次に、チャイムコードが繋がっていると思いますので取り外します。
本体の裏側に室内側のインターホンと接続されているチャイムコードを外していくと、インターホンを固定していた台座があります。
この台座もネジを外していくと取り外しができます。
そうすると全てが外れた状態になり、チャイムコードだけが残ると思います。
この作業と逆の作業を新しく取り付けの際は行っていきますが、注意が必要なのは、チャイムコードをきちんと繋げていくことです。
二本チャイムコードがある場合がほとんどですので、インターホンの説明書をよく読み接続していきます。
本体にチャイムコードをきちんと接続をし台座、本体とはめていきネジで固定をすれば交換ができます。
ネジはしっかりと固定をしてボタンが押せるかどうか確認をします。
もし反応がない場合は、チャイムコードの接続が問題がないかやネジの固定がきちんと固定されているかを確認してください。
引っ張っても取れないくらい頑丈に取り付けると良いです。
室外インターホンの交換の後は室内インターホンを交換しよう
玄関の室外インターホンが外せたら、次は室内のインターホンの交換をしていきます。
まず室内のインターホンを持ち上げ外します。
ほとんどのインターホンは、持ち上げるのみで外れるものが多いです。
次にチャイムコードを外していきますが、こちらも簡単で接続されているコードを抜いていくのみです。
最後にインターホンの固定器具を外していきますが、ネジで固定されているのでネジを外していきます。
外す際の注意ですが、固定器具をボード用金具で挟み込む形で固定されている場合があります。
このボードがある際は、固定器具を外した後ボードが壁の裏に落ちていくことがあるので器具を外す際押さえながら注意して外していきます。
万が一落としてしまった場合や固定器具が新しいインターホンで必要で備え付けられてない場合は、購入することができるので新しく購入してください。
外すことができたら、取り付け作業に入りますがこれも室外インターホンを付けた際と同じで外した作業の逆の工程を行います。
チャイムコードの接続には注意をしてしっかりと固定をしてください。
固定されると無事取り付け交換が完了です。
電源を付けモニターが映し出させるか確認をしてみて、もし映し出されない場合は取り付けの工程を見直し、接続を確認し直してください。
簡単にできる玄関のインターホン交換
条件や工程を確認すれば、思っているよりも簡単に玄関のインターホンの交換ができます。
しかし、条件によっては資格がなければできない場合もありますので必ず確認をして下さい。
ドアホンも十分便利ですが、やはりモニターがついていたり録画ができたり光が点灯したりするとより便利ですね。
皆さんの生活スタイルに合ったインターホンに変えて、便利さを実感してみてください。