Real Estate And Living Library│不動産と住まいの図書館

Real Estate And Living Library

家賃の振込を自動で引き落としたい どの方法がお得?

2019.3.1

家賃の振込は、毎月のことで少々面倒なことです。

しかも、遅れてしまうと大変なことになります。

できれば自動で引き落としがしたいけれど、手続きや手数料も気になるところです。

自動的に引き落とす種類と手数料などを比較して、賢く家賃を払いましょう。

家賃の振込を自動引き落としにするメリット

賃貸物件を契約するとき、家賃の支払いは、手渡しを除き、たいてい振込口座が指定してあります。

自動引き落としにすることで、管理会社は家賃の入金確認をする時間を短縮できます。

また、滞納件数の削減にも繋げられます。

入居者にとっては、毎回振り込むのは面倒ですし、振込手数料がかかるのも気になります。

いざというとき、振り込むことができないことがあるかもしれません。

しかし家賃は、決して遅れたり、忘れたりすることはできないものです。

その点、自動的に引き落としができ口座の残高にさえ気を付けていれば、そのような心配はなく、支払い金額の間違いを防ぐこともできます。

口座から自動で引き落としができれば便利なのですが、手数料がよくわからない、という方もいるでしょう。

今回は、家賃振込を自動的に引き落としに関する手数料など、比較してみました。

「口座振替」で家賃振込を自動的に引き落とし

自動的に指定の口座へ振り込んでもらう方法は、いくつかあります。

まず最初に「口座振替」です。

「口座振替」とは、自動振替とも呼ばれています。

お金を預けている人の口座から、指定する口座へ決まった金額を自動的に引き落とし、相手先の口座へ振り込むという、一種の支払い代行業務です。

公共料金や税金の支払いに使用されているので、イメージもわきやすいかもしれません。

賃貸家賃は、管理会社がさまざまな物件を管理する中で、滞納防止や誰から振り込まれたか、確認の効率化を図るために採用していることがあります。

したがって、借主は「口座振替」を導入している管理会社や貸主から、口座振替申し込みをするように説明を受けていると思われます。

借主は、口座振替用申込用紙に自分の指定する口座を記入し、口座の印鑑を押して申し込みを行います。

「口座振替」は、現在ほとんどの金融機関でも利用ができます。

銀行、信用金庫など各金融機関にもよりますが、だいたい自動引き落としがされるまで、2~3ヶ月かかると言われています。

自動的に引き落としが始まるまで、間隔がありますので、その間の振込や残高不足などに注意さえすれば、未払いを防ぐ有効な手段といえるでしょう。

自分で家賃振込を自動で引き落としするには

管理会社や貸主が「口座振替」を導入していない場合、借主みずから自動的に家賃を引き落とすことも可能です。

「自動送金」や「自動送金サービス」などと呼ばれています。

「口座振替」と同じく、借主の口座から受取人の口座へ自動で振り替える送金方法です。

設定後、自分の口座から毎月決まった金額が引き落とされ、相手方へ振り込まれます。

この場合、振込先である管理会社や貸主と同じ銀行の口座があると、手数料がかからない点がメリットでしょう。

ゆうちょでは、このサービスを利用する場合、送金する人と管理会社や貸主の双方が総合口座を開設していることが条件となります。

他の自動送金サービスを行っている金融機関では、他行口座へ自動送金する際、おしなべて手数料が高くなります。

また、振込手数料とは別に、定額自動送金のサービス料を支払わなくてはならない金融機関もあります。

振込先に口座を持っている場合、便利といえますが、新しくその銀行へ口座を作る場合はそうともいえません。

給料の振込先からその口座へ入金する手間がかかるため、現金振込みと大差はないかもしれません。

インターネットバンキングで家賃振込を引き落とし設定

では、自分で手続きを行う「自動送金」で、手数料を低く抑えることが可能でしょうか。

インターネットバンキングは、通常の取引手数料も、一般的な金融機関のものと比べると低く抑えられています。

インターネットバンキングでも、自動送金サービスを受けることが可能な銀行があります。

銀行やランク(預金残高)によって差はありますが、振込手数料が条件なしで1~3回まで無料となるなどの特典があり、利用する価値はあるかと思われます。

インターネットができる環境であれば、自宅から24時間申し込みができるのも特徴です。

家賃の振込をしたい3日前に設定するだけで、自動引き落としが開始されるという、速さもメリットではないでしょうか。

いまではほとんどの都市銀行、地方銀行で扱いがあり、通帳口座と同じ銀行でも利用化可能となっています。

パソコンやスマートフォンなどのハードと、ID、パスワードの管理が必要になりますが、振込などの際、時間や手間を短縮するには、大変有効ではないでしょうか。

家賃振込を自動引き落としできるクレジットカード

もうひとつ、自動的に引き落としができるのが、クレジットカードでの支払いです。

大手の賃貸住宅建設会社などで、取り入れられている家賃の支払い方法です。

これは、クレジット会社に家賃の回収を委託する代わりに、管理会社や貸主が手数料を支払うシステムです。

手数料分、家賃や共益費などが高めに設定されている場合も少なくありません。

支払の方法としては、自動引き落としと同じですから、振込の手間はかかりません。

しかもカード会社によっては、ポイント付加などのサービスもあり、まとまった金額である家賃に対してのポイントは、年間を通すとメリットになる可能性もあります。

分割払いにすると、手数料が高くなること、実際の引き落としが翌月、または翌々月となるため、引き落としの際の残高に注意することが必要となるでしょう。

家賃振込の引き落とし 結局お得なのは?

70,000円の家賃を他行あてに振込むという設定で、それぞれの引き落とし手数料を見てみましょう。

(みずほ/三菱東京UFJ/三井住友/ゆうちょ)

現金ATM振込:648円(郵貯不可)

キャッシュカードATM振込:432円

自動送金:648円~756円

ネット:324円~432円

手間や時間の短縮を考慮して、ネットバンキングが一番手数料を抑えることができるようです。

自動送金も、同行同店あての送金である場合は、上記からかなり低くなるため、口座があれば、かなり有効かと思われます。

なにより手数料の負担のない「口座振替」が一番なのですが、すべての賃貸物件で対応しているところではないのがネックとなります。

UR賃貸では、この「口座振替」を導入しているので、そのような面からの検討もよいかもしれません。

たかが手数料ですが、数年にわたる賃貸家賃を考えると、あながち無視できない問題ではないでしょうか。

自分の状況にあった支払方法をはじめに検討しておくことも、大切なことかもしれません。

家賃振込を自動引き落としする場合のまとめ

・「口座振替」もしくは「自動送金」を利用する
・家賃の振込は管理会社や貸主が導入していれば「口座振替」が一番お得
・自動引き落としは、同行同店あてなら無料のところが多い
・手続き、速さ、手数料で比較するとネットバンクがおすすめ

 - 暮らし, 法令, 賃貸