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一軒家の一人暮らしは自由で快適!平屋でおすすめの間取りは

2019.10.31

一軒家というと、家族で暮らす住宅というイメージがあるかもしれません。

しかし最近では、そうとも言えなくなってきました。

一人暮らしでも一軒家を持ちたいと考える人が増えているのです。

生涯未婚率が上がり、一人暮らしの人も増えていくと予想されます。

一軒家で一人暮らしをすることの利点や欠点についてお話しします。

また、一人暮らしの一軒家におすすめの間取り、平屋についてもご紹介します。

一軒家に住むことの安心感と快適さ

一軒家に住む、もしくは一軒家を購入するキッカケというと、結婚や子どもの誕生、家族との同居など、家族が増えるときが一般的といわれています。

しかし、近年では生涯未婚率が上昇し、独身の生活を楽しんでいる人も増えているのです。

そんな中、一人暮らしでも一軒家に住むという選択をすることも一般的になってきました。

賃貸アパートや賃貸マンションに暮らしていると、間取りの狭さや集合住宅特有の閉塞感に疲れてしまい、家に帰ってもゆっくり休めない気持ちになることがありませんか。

賃貸には賃貸の良さがありますが、一生住み続けることに限界を感じることがあるかと思います。

現役で働いている間は問題なかった家賃も、定年退職した後は負担になるかもしれません。

1ヶ月の家賃が6万円だとすると、年間で72万円です。

10年借りると、720万円です。

決して小さな額ではありませんよね。

また高齢者になると賃貸住宅が借りにくくなるという現実もあるようです。

一軒家であれば、自分の持ち物、資産です。

所有している住宅があるというのは大きな安心材料となることでしょう。

また、分譲マンションのように修繕費の値上がりにおびえる必要もありません。

改修や修繕は、すべては自分の采配で行うことができます。

一軒家であれば、隣近所の騒音などを気にせずに自由なライフスタイルで暮らすことができます。

狭い、収納がない、インテリアや間取りが自由にできない、ペットが飼えないなどの不自由から解放されるのです。

庭いじりが好きであれば好きなだけガーデニングができますし、ペットの鳴き声に神経質になる必要もありません。

一軒家の一人暮らしはすべてが自分の責任

一人暮らしでも一軒家に暮らすことはたくさんの利点があります。

しかし、忘れてはいけないのが欠点の部分です。

一軒家に一人暮らしの場合、すべてが自分の責任となってきます。

賃貸住宅では考えなくても良かった住宅の修繕や住宅機器の故障などは、すべて自分で補修したり修理してもらったりの手配をしなければなりません。

それにかかる費用もすべて自分で出さなければなりません。

また、女性であれば一人暮らしは防犯が気になりますよね。

一軒家の一人暮らしは自由で誰にも気を遣わなくて良い半面、周辺に助けを求めにくいという一面もあります。

さらに、一人で一軒家を持つことになるのですから、病気で働けなくなったときのローン返済など不安は残ります。

ほかにも、一軒家になると間取りが広くなる分、一人での維持管理が大変ということにもなります。

庭の手入れや届かない部分の清掃など、歳を重ねると重荷に感じるかもしれません。

そして、家が広いと一人が淋しくなることもあるようです。

一軒家だからと言って広ければ良いというわけではなく、暮らしやすい適度な広さの家にして、ローン返済が重荷にならないような人生設計にする必要があります。

一人暮らしの一軒家は立地・ローン・間取りがポイント

一軒家で一人暮らしすることには、利点と同時に欠点もあることがわかりました。

しかし、それを踏まえても一軒家で暮らすことには利点が多いです。

一人暮らしの一軒家を建てるときのポイントを考えてみましょう。

■立地

都心や駅近は土地の価格が高くなりますが、生活しやすいという利点があります。

しかし、広い土地や静かな住環境を手に入れるのは、難しくなるかもしれません。

駅から遠い郊外は、静かで土地の価格が低く抑えられるかもしれませんが、高齢になったときに買い物などに困る可能性もあります。

ライフスタイルが変わったときのために、自動車以外にも電車やバスなどの公共交通機関が走っているかもチェックしておくのがおすすめです。

■ローン

ローンは何十年にもわたって返済していくのですから、しっかりと計画を立てることが大切です。

一人暮らしですと、ただ広い家は持て余してしまう可能性があります。

一人での住みやすさと同時に、月々のローンの返済額を考慮して建築計画を立てることをおすすめします。

■間取り

一人暮らしの場合、部屋数を多くする必要はありません。

好みにもよりますが、LDKプラス2部屋程度の2LDKがおすすめです。

ゆったり過ごせるLDKと寝室、そして趣味部屋や客室として一部屋あれば十分です。

広すぎるとかえってリラックスできなかったり、掃除や片付けが大変になったりします。

一軒家を持つことで気持ちが盛り上がって不必要に広くしたり部屋数を増やしたりしないよう、間取りについては冷静に吟味してみましょう。

平屋の間取りは一人暮らしにピッタリ

一軒家で一人暮らしをするのであれば、おすすめは平屋です。

女性は2階以上の建物の方が安心感があるかもしれませんが、広すぎてしまうことや維持管理を考えると一人暮らしには平屋が適しています。

ゆったりとしたLDKと、大きめの収納を取り入れた間取りにしても平屋で十分です。

平屋でしたら段差を極力少なくし、バリアフリーの住まいにすることができます。

高齢になって足腰が不安になっても段差に悩まされることがありません。

また、平屋では空間がコンパクトに収められるため、光熱費が低く抑えられる傾向があります。

各部屋の温度差も小さくできますので、ヒートショックの防止にも役立ちます。

そして、平屋は構造的に地震に強いといわれています。

震災の多い日本に適した構造ともいえますね。

生活動線がシンプルでコンパクトな平屋は維持管理や掃除もしやすく、女性の一人暮らしでも住みやすい住宅なのです。

平屋の欠点とは?間取りや防犯には工夫が必要

しかし、平屋にもそれなりの欠点があります。

まず、都心部にはあまり向いていないという点です。

周辺に高い建物がある場合、平屋ですと日当たりを確保するのが難しくなります。

高い建物に囲まれてしまうと、暗くなって閉塞感を感じてしまうかもしれません。

隣の建物から家の中が丸見え、という状態になることも考えられます。

都心部や市街地の平屋は、周辺環境との兼ね合いを考える必要があります。

また、平屋は屋根面積や基礎面積が広くなる分、建築費がかかるといわれています。

これについては、トイレの数を減らしたり間取りを工夫したり、窓の数を減らしたりすることによって坪単価を下げる努力をする必要があるでしょう。

もうひとつ心配なのは、防犯面です。

一軒家、しかも平屋となると自然と侵入口が多くなってしまいます。

不安であれば窓ガラスを防犯ガラスにしたり、玄関をオートロックシステムにするなどの対策を、建築計画の時点で入れておくと良いでしょう。

また、最近ではホームセキュリティ会社から「一人暮らし用プラン」というものも登場しています。

こういったホームセキュリティに加入しておけば、ボタンひとつで緊急対処員が駆けつけてくれますので、一人暮らしの女性でも安心感が高まりますね。

まずは賃貸の一軒家に住んでみるのがおすすめ

一軒家の一人暮らしに憧れていても、実際に手に入れるとなるとかなりの勇気がいります。

一軒家の生活がなかなか想像できないという人もいるでしょう。

それであれば、まずは一軒家の賃貸住宅に住んでみませんか。

賃貸住宅の中には、集合住宅形式ではなく一軒家形式のものもあります。

こういった賃貸住宅に住んでみると、一軒家での一人暮らしが想像しやすくなると思います。

また、最近では女性の一人暮らし専用の一軒家賃貸も登場しています。

敷地内に何棟かの一軒家が建っており、それぞれ独立した住宅です。

全体が塀で囲まれていたり、オートロックや防犯カメラが付いていたり、女性専用ならではの防犯設備も充実しています。

ゆとりのある間取りになっているものもあり、一人暮らしには十分です。

一軒家に住むことは快適で自由な時間を手に入れることにつながります。

一度経験すると、集合住宅の暮らしに戻れなくなってしまうかもしれませんね。

一軒家の考え方は変化しつつある

今までは一人暮らしで住宅を買う、というと分譲マンションを選ぶ人が多かったと思います。

しかし、集合住宅の騒音や人間関係などが苦痛に感じる人もいて、同じような金額を払うのであれば一軒家の方に魅力を感じるのは当然です。

一軒家は家族で住むもの、という考えはすでに古くなりつつあります。

長く住むことになるのですから、より快適だと思える住まいに暮らしたいものですね。

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