家を建てるメリットは、自ら間取りや収納スペースの計画が立てられることではないでしょうか。
思い描くマイホームに、胸が躍りますよね。
しかし、間取りに後悔している方がいらっしゃるのも事実です。
一生に一度の大きな買い物ですから、後悔しない間取り計画を立てていきましょう。
後悔しないためには、実際に家を建てたことのある方のブログが参考になります。
ブログを読むと間取り計画のヒントになるかもしれない
後悔しない間取り計画にブログが参考になるとはいえ、ブログを利用したことがない方は、どのようにはじめたらいいのか分かりませんよね。
利用したことがない方からすると少々ハードルが高く感じてしまいますが、会員登録をしなくてもブログを読むことはできます。
間取り計画をしている人のブログや、実際に家を建てた方のブログを見てみましょう。
どんなところにこだわったのか、家づくりでの良かった点や後悔した点など、経験をしている人だからこその情報があります。
読んでいてためになるブログを見つけたら、ブックマークやお気に入りをしてチェックしてみてはいかがでしょうか。
さらに、ブログにはコメント欄が設置されている場合もあります。
ブログを書いている方にもっと詳しく聞きたいときは、質問してみてもいいかもしれませんね。
コメント欄は、会員登録をしていないと書き込めない場合もありますし、質問される側も匿名よりは、同じブログをしている人のほうが返信しやすいかと思います。
ブログの開設は無料でできるものがほとんどですので、これを機会にはじめてみてはいかがでしょうか。
間取りや配置を考えて配線に気を配ろう
家を建てた人のブログを見ていると、多かれ少なかれ、後悔しているポイントがあるように見受けられます。
これから毎日過ごす家だからこそ、なるべく後悔しない作りにしたいものですよね。
そこで、家を建てた方が後悔しているポイントに着目し、どういったことに気を付ければいいのかを考えてみましょう。
まず、「家づくりで後悔しているところはありますか?」という問いに、一番多かった答えは配線です。
間取り計画に真剣になりすぎて盲点になりやすいのが、コンセントの数や照明スイッチの場所になります。
例えば、リビングやキッチンには、コンセントを必要とする家電製品がたくさんありますよね。
こういったところにコンセントが一つであったり、照明のスイッチが届きにくかったら、ストレスになってしまいます。
細かいところですが、こういったところに気を付けると、後々後悔することがなくなりそうですね。
持っているものや配置する場所などをふまえて、配線のことに気を配ってみましょう。
後悔しても遅い!健康被害に遭わないためにも間取り計画は慎重に
盲点となる後悔のポイントは、まだまだあります。
それは、温度や湿度、部屋に差し込む明るさです。
ここでの見落としがあると、住みやすさに影響することはもちろん、健康でいられるかといった問題にも直結するため、きちんと計画しましょう。
間取りで後悔している人のブログを見てみると、湿気がこもりやすい場所をクローゼットにしてしまったがゆえに、リフォームやリノベーションをしていた方もいらっしゃいました。
温度や湿度、明るさは、季節や時間帯で変化するため、さまざまな角度で考える必要があります。
例えば、部屋に自然光を取り込もうと、リビングに大きな窓を取り付けたとします。
間取りだけをみれば、理想的かもしれません。
しかし、いざ家を建ててみると、隣の家に遮られて光が入ってこないこともあります。
そして、大きな窓は解放感と光を与えてくれますが、一方で冷気が伝わってくることも忘れないでください。
間取りを計画する際には、光の入り方、風の通り方を確認しましょう。
また、窓の取り付け場所や大きさによっては、隣人の視線が気になることもあります。
あらゆることを想定することが大切なのです。
ブログに書かれている収納スペースでの後悔
次に、家づくりの後悔ポイントとしてあがるのが、収納スペースです。
単に、リビングにはこれくらい、寝室にはこれくらいとおおまかで決めてしまうのはおすすめしません。
なぜなら、収納スペースをきちんと確保できなければ、物を置くところがなくなり、散らかった部屋になってしまうからです。
逆に、収納スペースを広く取りすぎたゆえに、生活するスペースが狭くなってしまったら、なんだか少し寂しい気がしますよね。
ブログでも、こうした後悔を綴っている方が多く見受けられました。
収納スペースで後悔しないためには、間取りを決めて、その場所に何を収納するかを考えてみましょう。
玄関の収納を例にしてみると、家に住む家族全員の靴が入る下駄箱が必要ですよね。
実際に、家族が持っている靴を全てカウントしてみてください。
全て数えることで、家族が必要とする下駄箱の収納スペースが見えてくるかと思います。
靴以外にも、ゴルフバッグや自転車、コートなどを玄関に置きたいものリストを書き出してみてください。
玄関に収納したいものをイメージして書き出すことで、無駄なく収納することができるでしょう。
広さで後悔しないために家族間で話し合う
住む人にあわせて、収納スペースを確保することが望ましいとお伝えしました。
こういった広さの問題は収納スペースだけでなく、家全体の広さを十分に話し合っておかないと、後に後悔するポイントになってしまうかもしれません。
というのも家を建てるとき、広々としたリビングや吹き抜けのリビングを理想としますが、家族構成やライフスタイルによっては必ずしも広ければいいとは言い切れません。
間取りで後悔している人のブログでは、家族4人いても、それぞれの帰宅時間がバラバラであれば、広すぎるリビングではエアコンの効きが悪くなってしまうとの声がありました。
逆に、家族みんながリビングで過ごすのであれば、狭すぎる空間は落ち着きませんよね。
一般的に、家族の人数×10坪(都会は×6坪)が程よいといわれています。
このあたりの間取りや広さは家族会議を開き、とことん話し合うことで、失敗や後悔がなくなるでしょう。
ブログの情報と共に家族の意見を大切に
温度や湿度、収納スペースや各部屋の広さを計画したら、生活動線についてみてみましょう。
朝起きてから寝るまで、家で何をするかを考えて、どう動けるか想像するのです。
家事を例にしてみると、洗濯物を洗濯機に入れて洗濯し、干すまでのルート。
乾いた洗濯物を取り込んで、しまうまでのルートを想定していきます。
この一連の流れのなかで、できるだけ行き止まりがないほうがスムーズに行えますよね。
家事だけでなく、仕事を終えた人が帰宅し、着替えてからリビングに移動するルートや、学校から帰宅してきた子供たちのルートもです。
家族みんなが生活するのに最適な動線を確保できれば、後悔とは程遠い間取りになるでしょう。
分からないことは業者任せにしてしまいがちですが、その結果、家づくりで後悔する人がいらっしゃるのも現状です。
ブログなどでの情報もためになりますが、その家に住む家族全員が、快適に暮らせる空間を目指すことが大切なのです。
思いを伝えることが重要
家づくりにおいては、全てを叶えるには、設計上難しい場面も出てくるかと思います。
妥協して判断をしていくことも求められますが、それでも家族が快適に暮らせる空間であるかどうかに後悔したくないものですよね。
失敗や後悔をなくすためには、どんな暮らしがしたいかを具体的に伝えることです。
具体的に伝えることで、設計する側にも思いが伝わります。
快適な空間作りには、家族や設計士さんと話し合うことが大切というわけですね。