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窓から入ってくる?騒音やすき間風が入る原因と対策をご紹介

2019.5.22

賃貸物件にお住まいの方や、長年同じ家に住み続けている場合でも、外からの騒音やすき間風に悩んでいるという方はいらっしゃるのではないでしょうか。

ここでは、騒音やすき間風が入ってくる大きな要因とされている「窓」について取り挙げ、その原因と手軽にできる対策をご紹介していきます。

「何とかして騒音やすき間風を防ぎたい」という方は、ぜひ、参考になさってください。

外からの騒音は窓から入ってくる?!

毎日生活しているなかで聞こえてくる外からの騒音は、どこから入ってくるものなのでしょうか。

それは、「窓」から入ってくることが多いとされています。

建物の屋根や壁、軒下などからも騒音は入ってくるものですが、それらのなかでも多いとされているのが窓です。

窓は、外壁などに比べて厚みもなく、防音性能は建物の周囲となっている「壁の半分ほどしかない」とまで言われています。

そのように、騒音が窓から多く入ってくるということは、窓ガラスのせいかと考える方も多いのではないでしょうか。

しかし、窓ガラス自体が原因なのではなく、サッシのすき間から入ってくることが多いとされています。

後ほどお話ししますが、サッシのすき間からは「風」も入ってきます。

外からの騒音の対策やすき間風の対策として、窓にできることを後ほどいくつかご紹介していきます。

その前に、「どのくらいの音が騒音になるのか」という、音のレベルを数値化したお話をしましょう。

騒音のレベルは数値で表せる!

快適な生活を送るための音の基準として、「db(デシベル)」という音の単位が使用されています。

次のような場所の基準値は以下の通りに表されています。

・図書館やオフィスなどの静かな場所:40~50db
・深夜の郊外や人のささやき声:35db以下
・ショッピングセンターやにぎやかな街中:65db程度

一般的に人が快適に過ごせるとされている音のレベルは、日中で45db以下、夜は35db以下とされています。

そして、人が騒音として「うるさい」と感じる音は、65db程度からと言われています。

住んでいる場所の周辺にお店などが多く栄えていると、買い物や交通などには便利ですが、住んでみたら予想以上に騒音が聞こえるというケースもあります。

また、風の通り道となっている場所は、強風が吹くと風による音が聞こえる場合もあるでしょう。

賃貸物件でも戸建の住宅であっても、騒音がうるさいからとすぐに引っ越しをするのは難しいことです。

そこで、窓から入ってくる騒音を少しでも防ぐためにできる対策をご紹介していきます。

窓から入ってくる騒音の対策とは

それでは、窓から入ってくるとされる外からの騒音を防ぐための対策をいくつかご紹介します。

●サッシにすき間テープを貼る

前述したように、窓から入ってくる騒音は、サッシのすき間が原因だとされています。

窓の開閉をスムーズにするために、どのサッシにもすき間ができるようになっています。

外からの騒音が多く入ってくるとされるそのサッシのすき間をふさぐことのできる「テープを貼ること」が騒音対策の一つとして挙げられます。

そのようなテープは、ホームセンターなどで手軽に購入することができます。

商品例として、次のようなものがあります。

【槌屋:すき間モヘアシール】

モヘアタイプのすき間テープなので、防音効果だけではなく、すき間風対策、虫の侵入も防ぐことが可能になると言われています。

●防音カーテンを使用する

騒音が聞こえるのを防ぐためにできることとして、防音カーテンを使用する方法もあります。

防音カーテン一枚だけでは物足りないという方は、防音ライナーや防音レースカーテンなども併せて使用することをおすすめします。

音だけではなく風も窓から入ってくる!その原因は?

部屋の窓からは、騒音だけではなく風も入ってきてしまい、冬場は部屋の室温を冷やしてしまう場合があります。

先ほど、騒音が窓から入ってくる原因として、サッシにはもともとすき間ができるようにつくられていることを挙げました。

しかし、通常の場合は、気密性を保つためのゴムなどが付けられているので、風などが入ってくるのは避けるようにつくられています。

では、どうして騒音や風が入るようになってしまうのでしょうか。

それは、その建物の築年数が経ってくると、サッシに取りつけられている部品も劣化し、性能が弱まってしまうためです。

窓からのすき間風を防止するための対策としては、前章でご紹介したように、すき間テープをサッシに貼ることも挙げられます。

すき間テープ以外にも、すき間風の対策としてできることもありますので、次章でご紹介します。

窓からのすき間風を防ぐ!手軽にできること

窓から入ってくるすき間風の対策として、次のようなこともあります。

●断熱シートを窓ガラスに貼る

すき間風はサッシのすき間から入ってくるので、すき間テープが効果的ですが、窓ガラスからも冷気は伝わってきます。

そこでおすすめなのが、窓ガラスに「断熱シート」を貼ることです。

すき間テープにしても、断熱シートにしても、賃貸物件にお住まいの場合は、サッシや窓ガラスにシールなどのあとが残りにくいものを使用しましょう。

断熱シートの商品例としては、次のようなものがあります。

【ニトムズ:窓ガラス断熱シート】

こちらは、水で貼れるタイプなので、剥がした跡も残ることがなく、賃貸物件でも安心して使用できます。

●サッシのがたつきを整える

すき間風が入ってくる原因には、サッシの戸車の高さがずれている場合も考えられます。

戸車の高さを調整できるネジ穴がありますので、ドライバーを使用して調整してみても良いでしょう。

また、レールにゴミがたまっていることもありますので、レールの掃除もこまめに行なうことをおすすめします。

すき間風を防ぐだけではなく、外からの騒音も聞こえ方が少しは変わるのではないでしょうか。

防音やすき間風の対策に!戸建住宅の場合は窓の交換も検討を

これまで、騒音やすき間風を防ぐためにできる簡単な対策をご紹介してきました。

アパートやマンションなどの賃貸物件に住んでいる場合は、一時的な対策としてこれらのような方法をとっても良いでしょう。

しかし、戸建の住宅の場合は、ずっとそこに住み続けるのであれば、窓自体を交換してしまうことも検討してみてはいかがでしょうか。

●防音ガラス

防音ガラスというのは、ガラスが二重や三重になっていて、その中に特別なフィルムが貼られています。

これであれば、外からの騒音を防ぐことができ、家の中からの音も外に漏れることがなくなるでしょう。

もちろん、防音だけではなく室温も保つことができ、その他にも、防音ガラスは割れにくいため、防犯や防火にも効果が期待できるとされています。

決して価格は安いものではありませんが、騒音の悩みを解消し、安全対策にもなるので、騒音やすき間風でお悩みの方は検討してみる価値はあるでしょう。

窓のサッシのすき間をチェックして正しい対応を!

窓から入ってくる騒音やすき間風を防ぐための対策をいくつかご紹介してきました。

ご紹介したような、すき間テープや断熱シートを貼ることも方法の一つですが、他にも、サッシががたついていないか、レールにゴミがたまっていないかなどをチェックすることも必要です。

その部屋や窓、サッシの状態に合う対処方法を見つけ、快適な暮らしが送れるように解決していきましょう。

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