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私道・公道とはどういう道路?調べる方法は何かあるの?

2019.8.26

普段生活をしていると、道路のことについて考えることはそう多くはないかと思います。

道路の名称には「私道」「公道」などがありますが、両者はどういった道路のことを指すのでしょうか。

また、対象の道路を私道なのか公道なのか調べる場合にはどうしたら良いのでしょうか。

当記事ではそれらについてお伝えしていきますが、これから家を買う予定であるという方などは一度道路のことについて知ってみるのも良いのではないでしょうか。

まずは私道・公道とは何かについて調べる!

「私道」「公道」の両者についてその相違点は把握しているでしょうか。

同じ道路なのは分かるけれどこれまで調べるきっかけがなかったなんて方も多いはずです。

まずは、私道とは何か、公道とは何かについて調べてみましょう。

【私道について】

●所有者が会社・個人等である。

例えば、教習所に通ったことのある方は想像しやすいかと思いますが、教習所の敷地のなかには広い道路がもうけられていますよね。

その道路は私道であり、所有者は教習所にあることがわかります。

他にも、有料道路という道路名について聞いたことはありませんか。

有料道路の管理を行っている会社が存在していることから、所有者はその会社になりますよね。

そのため有料道路も私道のなかに含まれている道路ですが、料金を支払えば普通に車を走らせることが可能になります。

【公道について】

●所有者が国・地方公共団体である。

公道と一口にいってもいろいろと存在しますが、国道・都道府県道・市町村道のことを指しています。

場合によっては、高速道路・農道等も含まれることがあるとのことですから、幅広いことがうかがえますね。

私道である場合にはいろいろな権利が主張可能

前項では、公道と私道について調べることができたかと思います。

公道は規則に反しなければ自由に車を走らせることが可能なのは想像しやすい部分でしょう。

では、私道の場合にはどうでしょうか。

先ほどお伝えした通り、私道は所有者が会社・個人等ですから、その所有者がいろいろな権利を主張することが可能とのことです。

そうなると、以下のような制約が存在するケースもあります。

●部外者は車を走らせてはいけない。

●自動車や自転車の停車をしてはいけない。

●水道管の工事をセーブする。

●何か許可を出すためには料金を支払わなければならない。

など、例としてこのようなことが挙げられるためいろいろとトラブルに発展してしまうということも少なくないというのが現状です。

また、家を買ったなどで私道の権利を得られる場合もあるので覚えておきましょう。

続いて私道に含まれる位置指定道路について調べる!

公道・私道に続いて「位置指定道路」という名称の道路を耳にしたことはありませんか。

続いて位置指定道路について調べることにしましょう。

位置指定道路というのは私道のなかに含まれる道路のことです。

簡単にいうと「多大な不利益を被らない限り、その道路を使用している人の邪魔をするのはNG」といわれています。

所有権を持っている個人や会社に毎回のように許可をとらなくても済むという話になりますね。

広い土地を整備・開発して分譲住宅を建てたとしたら、自然に位置指定道路がつくられる傾向にあります。

分譲住宅がたくさんあり、公道に接していなくて、他に道路がないと家に入れないという人がいるのは分かりきっていることですからね。

私道に接している家で暮らしている人たちみんなが、位置指定道路を所有地として扱う傾向にあります。

公道よりも私道のほうが問題に発展してしまうのが現状?

上記でお伝えしたように、公道よりも私道である場合のほうが問題が発生してしまうことも考えられます。

例えばどのような問題が発生してしまうことがあるのか、いくつか抜粋してみていくことにしましょう。

まず挙げたいのが、私道(位置指定道路)に自転車を設置している住民がいるのは困るといった意見です。

道が自転車で塞がれてしまうので、車を走らせにくいといった状況が生まれてしまいますよね。

これと似たようなことで住人のなかに子供を持つ家庭がある場合には、外の遊ぶ範囲を私道まで広げてしまっているといったようなことも、トラブルの原因をつくってしまうのかもしれません。

次に、私道の管理は所有者がするという側面に着目してみると、新たな問題が出てくることになります。

例えば私道の状態が悪化していると、危ないので通行しにくいと感じる方も少なくはないですよね。

そうなってくると、私道を整備して状態を改善したいと思う方も出てくるかと思います。

しかしながら、そう思ったからといって勝手に整備を進めることはできなく、所有者から許しを得る必要性があるのです。

他にも幅広い問題が起きる可能性があるので、注意を払う必要があることを覚えておくことが大切です。

そのため、実際に家を買うとなった際などには、私道なのか公道なのかといった点もチェックしている人も多いようですね。

では、私道なのか公道なのかという点についてはどのようにして調べることが可能なのでしょうか。

気になるところ!私道か公道か調べるには何をしたら良いのか

ここまでお読みなって、私道や公道についてイメージが湧きましたでしょうか。

上記でお伝えしましたが、同じ道路であっても私道と公道では扱いが異なっているので留意しておきたい点ですね。

さて、状況が変わるからこそ知っておきたいのが、私道か公道か調べる場合の対処法です。

特に、分譲住宅を買おうか悩んでいる場合などはひとつの参考になるかと思います。

安心感の高い対処法としておすすめしたいのが、「市区町村の担当の課に確認をとる」という方法です。

市区町村の担当の課であれば、道路状況の把握もしっかりとしているはずです。

また、登記事項表明書の地目の箇所をチェックするという方法もあるといわれていますが、ひとつ注意点があります。

そちらの箇所に公衆用道路と示されている場合には、公道の場合もあれば位置指定道路である場合もあるとの情報があります。

位置指定道路については上記でご説明した通りです。

分譲住宅にはこんな嬉しい利点が

前項では、対象としている道路が私道なのか公道なのか知るために調べる方法は何があるのかという点についてお伝えしました。

気になる分譲住宅などがある場合、道路を調べたい場合には、市区町村の担当の課に聞くのが手っ取り早いのです。

さて、道路の状況が気になるという人は、家の購入を検討していたりする場合が多いでしょう。

ここまでで、道路が私道である場合には短所が目立ってしまう印象がついてしまったかもしれません。

しかし、私道が存在していても分譲住宅が持つ嬉しい利点というのは変わりがありません。

例えば、「料金が安めに設定されている」という点は、利点のなかでも大きな部分になるのではないでしょうか。

また、その料金が前もって分かる(明確化している)ということもポイントが高いですよね。

他にも、購入前に現物を目視できる点も分譲住宅の魅力のひとつともいえます。

気になる点は購入前にチェックしておけるため嬉しいですよね。

私道と公道は異なる!調べるには担当の課に聞くこと

今回は、私道と公道についてや、それらを調べる方法などをお伝えしてきました。

「私道」については所有者が会社・個人等であること、「公道」については所有者が国・地方公共団体であることをおさえておきましょう。

私道はその所有者がいろいろな権利を主張することが可能とのことです。

また、対象の道路が私道なのか公道なのか調べる場合には、市区町村の担当の課に聞いてみる方法が得策でしょう。

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